クリニックブログ

2013.08.31更新

 先日、魔女の一撃を食らってしまいました。そう、ぎっくり腰です。ぎっくり腰は、ドイツ語で「Hexenschuss」 (魔女の一撃) と言われます。中世時代から使われる表現らしいですが、さっきまで元気だった人が急に腰の激痛で動けなくなってしまう様をみて、これは魔女の仕業だと思ったのでしょうね。仕事が終わって家に帰って、何気にヒョイと子供を持ちあげたところ、腰にあれ?と思うような違和感がありました。最初は強い痛みではなかったので、ぎっくり腰とは思っていなかったのですが、両手を伸ばした状態で子供を持ち上げたので、腰には大分負荷がかかったものと思います。その後、だんだん痛みが強くなり、翌朝は起き上がれないくらいの痛みで、一旦立ち上がってしまうと歩くのに問題はないのですが、前かがみになると腰の痛みで力が入らず腰砕けのようになってしまいます。とにかく顔を洗うのも一苦労で、大騒ぎ状態でした。歳のせいと運動不足がたたったというところでしょうか。ぎっくり腰は急性腰痛症とも言いますが、急激に発症する腰部の激痛の総称名であり、原因としてはいろいろな病気の可能性があります。大多数は急性の筋・筋膜性腰痛ですが、椎間板ヘルニアや腰椎圧迫骨折、脊椎腫瘍などが原因の場合もあり、一応注意が必要です。「魔女の一撃」には注意して下さいね。

投稿者: おかだ内科クリニック

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