最近のスキー板事情
2015.03.02更新
普段忙しくてなかなか子供と遊んでやれないので、休みの日はできるだけ付き合ってあげるようにしています。小学生ですが、今はスキーがマイブームで、この冬は休みのたびに一緒にスキーに行ってあげました。私は物もちがよい方なので、いまだに十数年前に買ったロシニョールの板を履いています。一応カービングスキーではありますが、初期の型ですのでサイドカーブも緩く、最近の板のようにカーブのRが強くなって先端がずんぐりとなった板とは大分形が違います。カービングスキーの登場はスキー板の大革命でしたが、スキー板はさらに進化しているようです。最近のスキー事情には詳しくなかったのですが、最近はさらにロッカースキーなるものもでてきているのですね。知りませんでした。通常はトップ部とテール部が接地して中心部分は反っていて接地しない形状をしていますが、ロッカースキーはトップとテールを上方にいくらか反らせた逆反りのスキーのことです。板を踏むとトップとテールが浮き上がり、中央部分しか雪面と接していないことになり、その分、スキーを動かしやすくひっかかりが無いので楽に操作できますし、ターンのきっかけが掴みやすくターンしやすくなるというのです。一見、直進安定性が悪くなるようにも思いますが、実際滑ってみるとそうでもないようで、まさに逆転の発想でしょうか。最近では、すべてのモデルでこのロッカーを採用しているスキー板メーカーも出てきているようで、カービングスキーに次ぐ革命となるのかもしれません。世の中変わるものです。
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